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秘書検定2級とは?問題内容や難易度や合格率や合格ラインは?

秘書検定とは感じの良いビジネスマナーを身に着ける資格

秘書検定とは「人柄育成」を目指した資格です。人と接したりコミュニケーションをとる上で、人柄はとても大事ですよね。人柄が良い人は、相手に「感じが良い」という印象を与えられているはずです。その感じの良さを表すのは、例えば「表情」であったり「しぐさ」であったり「話し方」であったりします。

秘書検定では、この「感じの良さ」の表し方について筆記試験と面接試験を通して提唱しています。社会に出ていくなら、必ず必要になってくる常識を集約しているので、これから就職を控えた学生の方や、コミュニケーション向上を目指したい社会人の方はぜひ受験されると良いでしょう。

秘書検定の問題内容と各級別の難易度

問題を解く人たち


秘書といえば、ビジネスシーンでバリバリ働くキャリアウーマンを思い浮かべる方が多くいらっしゃると思います。そのため「秘書検定は難易度が高そう」と敬遠されるかもしれません。しかし意外と、社会人として知らないと恥ずかしいビジネスマナーや仕事で使わなくても生活の中で役立つ一般知識などが学べるのです。

秘書を目指す方はもちろん、それ以外の職種に従事されている方にもきっと役立つはずです。秘書検定には、1級・準1級・2級・3級の4つの級があるので、それぞれ問題の内容に対しての難易度も変わっていき、1級に上がれば上がるほど難易度は高くなります。それでは、各級別に難易度を見ていきましょう。

    秘書検定3級

  • 基本的なビジネス常識を問われる級です。上司が効率よく動けるためにどのような仕事の仕方をするべきか、気の利かせ方や感じの良い対応方法とは、などを学習していきます。主に高校生が多く受験しています。

    秘書検定2級

  • 3級よりも少し複雑な場面を想定した級です。上司の身の回りの管理や場面に応じた手助けを行なうため、優先順位をつけることが必要になってきます。このような効率的な仕事の仕方の要素が入ってきます。就活を控えた大学生や、社会人の受験が多く目立ちます。

    秘書検定準1級

  • シーンに応じた判断力や、物事や対人においての対応力が求められます。このレベルになると中堅の秘書像を想定している為、この級から筆記試験合格後に二次試験の面接があります。より人柄の表現力が問われることから、大学生・社会人の受験者がほぼ同数を占めます。

    秘書検定1級

  • 自分の仕事だけでなく上司が携わっている仕事の理解や、秘書として今どのような行動をすべきかを判断する能力が求められます。より広い視野を持ち、先読みをしてサポートする上級秘書のレベルが求められる級で合格ラインが上がります。そのため、現場で活躍されている秘書や社会人の方が復習を兼ねて受験する場合が多いようです。


秘書検定3級より難しい2級の気になる合格率や合格ライン

アイコンタクトをする二人

秘書検定2級を受けるからには、合格して勉強時間や受験料など無駄にはしたくありませんよね。そこで気になるのが合格率や合格ラインだと思います。初めての分野にこれから挑戦する方は、特に不安に感じていると思います。では、現時点での秘書検定合格率を見てみましょう。

各級の合格率 ※平成30年6月受験者

受験者数 合格率
秘書検定1級 1,090名 23.9%
秘書検定準1級 5,118名 40.5%
秘書検定2級 28,920名 54.1%
秘書検定3級 15,382名 55.3%

秘書検定2級になると、やはり受験人数も多くなりますが、約半数の方が合格されていますね。前項の難易度でもご説明したように、3級に比べ少し複雑になるので、若干合格率が下がりますが、微量なので気にしないでいいでしょう。

合格率に関しては一つの目安ですが、秘書検定2級においては、受験者の母数が多い点にも注目してみてください。これだけ受験者数が多いということは、少なからず軽い勉強だけで挑んだ方もいるでしょう。そこを踏まえてみる合格率50%超は、勉強すれば合格ラインに簡単に達することができる、と捉えることができます。



独学で秘書検定2級を受験するための勉強方法と勉強時間や確保するコツは?

秘書検定2級の独学勉強方法

勉強する女性

独学で秘書検定2級合格を目指す方に向けて具体的な勉強方法ですが、実際秘書検定だからといって他の勉強と変わりはありません。後ほどご紹介する参考書を一読し、問題集をひたすら繰り返し解きましょう。秘書検定は一般常識、ビジネスマナーなので一度常識を掴んでしまえば、応用問題も感覚的に解けるようになるはずです。

さらに2級には、1級・準1級と違い二次試験の面接がありません。2級合格後に上の級の受験を考えている方は面接も意識した上で勉強したほうが良いですが、2級をゴールにしているのであれば、勉強時間はひたすら問題集を解き、頭に刷り込むことが一番効率的でしょう。

秘書検定2級の勉強時間と簡単に時間を捻出するコツ

時計を見る女性

独学でも勉強材料があることは分かりましたが、とはいえ独学で受験に望む皆さんは、学校に通いながら、もしくは仕事をしながら、とお忙しい方ばかりかと思います。私生活と勉強の両立って難しいですよね。しかし秘書検定は他の資格よりも勉強時間が短くて済むとてもコスパの良い資格なんです。その為両立もできるはずです。

実際の勉強時間ですが、2ヶ月あれば合格ラインに到達するでしょう。もちろん勉強せずに受かるほど簡単ではありませんから、計画的に勉強していくことが大事になってきます。1日に1時間の勉強時間を確保できる方は、1ヶ月前からでも間に合うかもしれません。

通勤時間のバス・電車の中の30分〜1時間、テレビやスマホを楽しむ寝る前や起床後の時間を少し捻出するだけでも結構勉強できるはずなのでスケジュールに合わせて捻出してみましょう。なかなか行動に移せない方は、先に受験料を支払ってしまって、まずはたったの5分から参考書を読むところからスタートです。

秘書検定2級の独学におすすめのテキストは?



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